サイクルコラム

リアのシフトワイヤー(インナーワイヤー)が切れた!リアディレイラーが完全に沈黙・・・。


元々予兆があったのですが、まさかこんなに早く切れるとは・・・。
自戒も兼ね、書いておきたいと思います。

道志みちライドから後日、いつもの様にチェーン洗浄を兼ねたメンテナンスをしました。

その際、ロー側が1段、トップ側が2段入らないという事象が発生している事に気が付きます。

ワイヤーが伸びたのか・・?それとも、またディレイラーハンガーが曲がってしまったのか・・?

洗車後、リアディレイラーのワイヤー締め直し(外して引っ張って付け直す)や、アジャストボルトによる調整を試みたものの、一向に症状は改善しません。

何かがおかしい。

カチカチ・・・ブツッ

それは翌朝に、突然やってきました。

私は、客先打ち合わせが無い日に限り、自転車通勤をしています。
そのため、週明け最初のToDoは、減ってしまった空気を再充填する事。

その時、リアのギアをトップのままにしていた事に気付きます。

このままだと、発進時に重いしふらつくので危ないと思い、STIレバーを倒してギアを軽くする事に。

事件はその時に起こりました。

カチカチ・・・ブツッ
手には、ワイヤーの切れた感触。


そして、ワイヤーの張力がなくなり、ディレイラーはトップ側で沈黙・・・。

これあかん奴や

さすがにこの状態で乗ることは出来ないので、電車通勤に切り替え、終業後にショップへ持ち込みました。

タイコの少し先からプッツリ

ショップに事情を説明し見てもらうと、やはりシフトワイヤーが断線していました。
今回はアウターワイヤー(太いガイドの様な筒)の交換は必要なく、インナーワイヤー(銀色の細い線)のみの交換で良いとの事。


STIレバーから取り除いてもらうと、見事にブチブチにちぎれてしまっています。

このワイヤーの先についた突起物を、タイコといいますが、この辺りで切れてしまう事がかなり多いらしい。

そして、タイコ付近で切れると、束ねてあったワイヤーがもじゃもじゃっとなり、STIレバーに引っかかる事があるため、作業が難航しやすいのだとか。

インナーワイヤー交換の目安は2000~3000㎞との事で、1年半くらいで切れるのは珍しいと言われました。
私はかなりこまめに変速する方だからかもしれませんけど。

30分ほどでワイヤーの換装が完了し、無事変速が元通りスムーズにいくようになりました。
めでたしめでたし!

工賃は高い

いくら購入した店舗といえど、ワイヤー交換などは有償対応になります。

今回の工賃は材料費込みで2500円でした。
付けていただいたインナーワイヤーはSHIMANO純正ではないかもしれませんw

SHIMANO純正品がおよそ500円ほど。

純正品が使ってあり、且つ通販と同じ売価だったと仮定しても、粗利は2000円という事になります。

これは、、自分でやるのも有りなのでは・・!

メンテナンス本に書いてあった


以前、都立図書館で借りた事があるこの本。
内容が良かったので、購入していました。

Kindle Unlimitedにもあるみたいなので、対象の方はぜひ!


中はこんな感じです。

手順が写真付きで書いており、間違えやすいポイントなども書いてあります。

シフトワイヤーの交換以外にも、サドルの交換やディレイラーの調整、バーテープの交換方法といった、基本的なメンテナンス関連の内容が網羅されているため、1冊持っておけば安心できる様な内容になっています。

メンテナンスは自分で出来る様になりたいけど、何をどうすればいいのか分からない・・・という人にも安心だと思いますので、そんな人は手に取ってみてくださいね:)

さいごに

交換目安が2000~3000kmといえども、目安は目安。

ギアチェンジを頻繁にするタイプのローディーさんは、早めに交換する様にしておいた方が良いかもしれません。

また、今回の様に、「突然ギアに入らなくなり、軽く調整しても全然だめ」という場合には、ワイヤーが切れかかっている可能性も高いです。

予兆を見逃さず、快適な自転車ライフをお過ごしくださいね|д゚)


バーテープがヘタって来たら、ついでにアウターケーブルとフロントのインナーワイヤーも交換したいと思います!
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ABOUT ME
とっくん
MERIDA SCULTURA700(2016)にMavic Ksyrium Proを積んで乗ってます。 遅いくせに、格好だけはプロ仕様(Rapha) 山と坂によくキレる。